この記事の3行まとめ
- IGDA日本のSIG-Audioが主催した、インタラクティブミュージックの制作に関する無料セミナーの資料・動画が公開
- ViViX代表の青木 征洋氏が登壇した講演では、インタラクティブミュージック作曲において意識するべきポイントを紹介
- 『ダレカレ』サウンド制作事例を解説する講演では、本作開発者のyona氏と、楽曲担当のナカシマヤスヒロ氏が登壇
IGDA日本(国際ゲーム開発者協会日本)のSIG-Audioが2025年11月8日(土)に開催した無料オンラインセミナー『SIG-AUDIO 2025 Vol.04 オンラインセミナー 「インタラクティブミュージック勉強会」』について、スライド資料・アーカイブ動画が公開されています。
(画像はPeatixより引用)
本セミナーは、IGDA日本が設置する専門部会「SIG-Audio」が主催する無料のオンラインセミナー。
4度目の開催となる今回は「インタラクティブミュージック」をテーマに据え、作曲方法や制作事例を解説した2つの講演が行われました。
「インタラクティブミュージックの書き方」青木 征洋氏
(画像はスライド資料より引用)
元カプコンのサウンドクリエイターで、2017年にViViXを設立した青木 征洋氏による講演「インタラクティブミュージックの書き方」では、インタラクティブミュージック作曲において意識するべき点を解説。
作曲で失敗しがちなポイントや、インタラクティブミュージックの性質を踏まえた留意点などを挙げ、適切な楽曲を作り出すための考え方が語られました。
『SIG-AUDIO 2025 Vol.04 – 1 「インタラクティブミュージックの書き方」』講演アーカイブ
「ダレカレの音ができるまで」ナカシマヤスヒロ氏・yona氏
(画像はIGDA日本SIG-Audio公式noteより引用)
「ダレカレの音ができるまで」と題した講演では、インタラクティブノベルゲーム『ダレカレ』を開発したyona氏と、同作の楽曲制作を担当するナカシマ ヤスヒロ氏が登壇。
本作で初めてゲーム音楽を手がけたというナカシマ ヤスヒロ氏が、プログラマーでもあるyona氏とともにインタラクティブミュージックを制作・実装した過程が紹介されました。
『SIG-AUDIO 2025 Vol.04 – 2 「ダレカレの音ができるまで」』講演アーカイブ
スライド資料とアーカイブ動画をまとめた記事が、2025年11月15日(土)に同団体公式noteで公開されています。
noteではセミナー参加者を対象に実施したアンケートの結果や、講演者のプロフィールも紹介されています。併せてご確認ください。
[報告]SIG-AUDIO 2025 Vol.04 「インタラクティブミュージック勉強会」が開催されました|IGDA日本「SIG-Audio」公式note