この記事の3行まとめ
- TikTokオリジナルフォント「TikTok Sans」がオープンソースとして無料でリリース
- 460種類以上の言語に対応。静的フォントと、ウエイト/幅/傾斜/オプティカルサイズを調整できるバリアブル版を同梱
- Google Fonts/GitHubにて提供中。「SIL Open Font License 1.1」のもと商用利用も可能
TikTokは2025年7月9日(水)、同社が提供する動画投稿プラットフォーム「TikTok」に導入しているオリジナルフォント「TikTok Sans」を、オープンソースとして無料で公開しました。
「SIL Open Font License 1.1」のもと、Google FontsおよびGitHubにて提供されています。
1/ This one's For You! 🙌 TikTok Sans, our very own font, is now yours to use, on and off TikTok. We've made our bespoke typeface free for everyone as we continue to empower creators around the world. 🌎 pic.twitter.com/svENFSKP2l
— TikTokComms (@TikTokComms) July 9, 2025
「TikTok Sans」は、2023年にスイスのタイプファウンドリー「Grilli Type」が制作したTikTokオリジナルフォント。
このたび公開されたオープンソースの「TikTok Sans」は、460種類以上の言語をサポートし、静的フォントのほかバリアブルフォントを同梱。ウエイト(太さ)/幅/傾斜/オプティカルサイズの4軸でスタイルを調整できます。
(画像はGoogle Fontsより引用)
オープンソースとして公開するにあたり、タイプファウンドリーの「Type Network」および「Contrast Foundry」のほか、元Microsoftのフォントデザインチーム所属で「Saja Typeworks」創設者のAaron Bell氏が制作に携わっています。
Type Network公式サイトで公開された記事では、フォントのリリースに際して過去9か月にわたりシステム構築・デザイン調整などを続けてきたことが語られています。
(画像はType Network公式サイトの記事より引用)
フォントは「SIL Open Font License 1.1」のもと、印刷物あるいやデジタルコンテンツなどにおいて商用/非商用を問わず利用できます。
詳細はTikTok公式の「TikTok Sans」紹介ページや、Google Fonts、GitHubをご確認ください。
「TikTok Sans」Google Fonts「TikTok Sans」GitHub