TikTokオリジナルフォント「TikTok Sans」、オープンソースで無料公開。460言語以上に対応し、4軸バリアブルフォントも同梱

TikTokオリジナルフォント「TikTok Sans」、オープンソースで無料公開。460言語以上に対応し、4軸バリアブルフォントも同梱

2025.07.10
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この記事の3行まとめ

  • TikTokオリジナルフォント「TikTok Sans」がオープンソースとして無料でリリース
  • 460種類以上の言語に対応。静的フォントと、ウエイト/幅/傾斜/オプティカルサイズを調整できるバリアブル版を同梱
  • Google Fonts/GitHubにて提供中。「SIL Open Font License 1.1」のもと商用利用も可能

TikTokは2025年7月9日(水)、同社が提供する動画投稿プラットフォーム「TikTok」に導入しているオリジナルフォント「TikTok Sans」を、オープンソースとして無料で公開しました。

「SIL Open Font License 1.1」のもと、Google FontsおよびGitHubにて提供されています。

TikTok Sans」は、2023年にスイスのタイプファウンドリー「Grilli Type」が制作したTikTokオリジナルフォント。

このたび公開されたオープンソースの「TikTok Sans」は、460種類以上の言語をサポートし、静的フォントのほかバリアブルフォントを同梱。ウエイト太さ)//傾斜/オプティカルサイズの4軸でスタイルを調整できます。

(画像はGoogle Fontsより引用)

オープンソースとして公開するにあたり、タイプファウンドリーの「Type Network」および「Contrast Foundry」のほか、元Microsoftのフォントデザインチーム所属で「Saja Typeworks」創設者のAaron Bell氏が制作に携わっています。

Type Network公式サイトで公開された記事では、フォントのリリースに際して過去9か月にわたりシステム構築・デザイン調整などを続けてきたことが語られています。

(画像はType Network公式サイトの記事より引用)

フォントは「SIL Open Font License 1.1」のもと、印刷物あるいやデジタルコンテンツなどにおいて商用/非商用を問わず利用できます。

詳細はTikTok公式の「TikTok Sans」紹介ページや、Google FontsGitHubをご確認ください。

「TikTok Sans」Google Fonts「TikTok Sans」GitHub

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