この記事の3行まとめ
- オープンソースのMaya用リギングフレームワーク「mGear」が「5.0」にアップデート
- 新たにMaya 2025/2026をサポートしたほか、安定性や保守性を向上させる改善が施された
- 併せて、mGearで作成したリグをUEに出力できるオープンソースのプラグイン「ueGear 1.0」が正式にリリース
2025年5月19日(現地時間)、オープンソースのリギング・アニメーション用フレームワーク「mGear 5.0」および「ueGear 1.0」がリリースされたことが発表されました。
いずれもMITライセンスのもと無料で提供されており、ソースコードはGitHubにて公開されています。
『mGear 5.0 and ueGear 1.0 Release』
Maya上でリグを自動生成できるフレームワーク「mGear 5.0」
「mGear」は、Mayaで動作するリギング・アニメーション用のフレームワーク。事前の設定に基づきリグを自動生成できるツールで、リグの設定にはテンプレートも用意されています。
最新版の「mGear 5.0」では新たにMaya 2025/2026をサポートしたほか、安定性・保守性を向上させるアップデートなどが施されています。
ツールの導入手順や使用方法などは公式ドキュメントより確認可能。また、公式YouTubeチャンネルにてチュートリアル動画などが公開されています。
(画像は「mGear Framework」公式サイトより引用)
(画像はニュースリリースより引用)
mGearで作成したリグをUEに出力できる「ueGear 1.0」
「ueGear」は、Mayaとアンリアルエンジン(以下、UE)間でアセットの出力や同期などを可能とするプラグインです。
mGearで作成したMayaのリグをUEのコントロールリグとして直接エクスポート可能。また、Mayaで作成したアニメーションやカメラの動きなどもUEに出力できます。
これまでベータ版のみ提供されていましたが、このたび「ueGear 1.0」として正式リリースされました。UE5.3~5.5までのバージョンに対応しています。
(画像は「mGear Framework」公式サイトより引用)
詳細は、ツールの公式サイトやニュースリリースをご確認ください。
🎉 mGear 5.0 and ueGear 1.0 Are Here!「mGear Framework」公式サイト