この記事の3行まとめ
- プログラミング支援AIツール「GitHub Copilot」における新機能などが発表
- テストの失敗を受けて自動で修正を施す「エージェントモード」が実装
- 複数ファイルに対して一括編集が可能な「Copilot Edits」の一般提供が開始
GitHubは2025年2月6日(現地時間)、同社が提供するプログラミング支援AIツール「GitHub Copilot」における新機能などに関する情報を、GitHubブログにて発表しました。
(画像はGitHubブログより引用)
「GitHub Copilot」は、Visual Studio Code(VSCode)などで利用できるAIツール。コードの出力や補完、バグ・エラーのトラブルシューティングといった、プログラミング作業をサポートする各種機能が搭載されています。
このたび同ツールに、影響を受けるテストコードの変更やテストの実行提案、テストの失敗に対する修正の自動実行なども行う「エージェントモード」が実装。VSCodeのアーリーアダプターに向けたバージョン「VSCode Insiders」にて利用できます。
「エージェントモード」を使用する際は、VSCode Insidersで同機能を有効化する必要がある(画像はGitHubブログより引用)
また、2024年10月に発表された「Copilot Edits」の一般提供が開始されました。同機能は、自然言語でプロンプトを入力し、複数ファイルに対して一括で編集を加えることが可能です。
発表時点において、同機能はVSCodeにて利用できます。
(画像はGitHubブログより引用)
そのほか、Issueに基づく修正をコードに加え、プルリクエストを作成する一連の流れを自動で実行するなどエンジニアリングの工程を包括的に行う「Project Padawan」が開発中であることが発表されました。
詳細はGitHubブログをご確認ください。
GitHub Copilot: The agent awakens