フォートナイトとUEFNがv28.20にアップデート。「キーの長押しによるチャージシステムの実装」などを実現する「入力トリガーの仕掛け」が登場

2024.02.08
ニュースクリエイティブモードフォートナイトUEFN
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • フォートナイトがv28.20にアップデート
  • プレイヤーの入力を検知できる仕掛けが登場
  • イベントの起動回数を収集できる仕掛けも導入される

2024年2月7日(水)、Epic Gamesフォートナイトv28.20にアップデートしました。

それに伴い、クリエイティブやUnreal Editor For Fortnite(以下、UEFN)においても、さまざまな変更が加えられました。

入力を検知する「入力トリガーの仕掛け」が登場

プレイヤーが特定の入力を開始・終了したときにイベントを送信する仕掛け「入力トリガーの仕掛け」が追加されました。

(画像は公式ドキュメントより引用)

入力トリガーの仕掛けは、射撃しゃがみインタラクトなどに対応した入力を検知できます。これにより、従来では不可能だった「エイム中かどうかの判定」や「キーの長押しによるチャージシステムの実装」などが実現できるようになりました。

検知できる入力の一覧

イベントの起動回数を収集する「分析データの仕掛け」が登場

分析用のイベントを設定し、そのイベントが呼ばれた回数を収集する仕掛け「分析データの仕掛け」が追加されました。

収集されたデータは、クリエイターポータルの「分析データの仕掛け」ダッシュボードから閲覧できます。

「分析データの仕掛け」ダッシュボード(画像は公式サイトより引用)

チェックポイントなどに分析用イベントの送信を紐づけることで、プレイヤーが「どこを難しいと感じているのか」や「どこで離脱しているのか」などを判別できます。

従来よりイベントの起動回数を取得するのに用いられてきた「栄誉の仕掛け」と比べて、分析データの仕掛けにはXPを付与せず、ゲーム上の演出なしにイベントの起動回数を収集できるメリットがあります。

分析データの仕掛けに関する詳細は、公式サイトをご覧ください。

バトルロイヤル チャプター5の武器が利用可能に

バトルロイヤル チャプター5で新たに登場したMOD対応武器9種が、クリエイティブでも使えるようになりました。

これらの武器には、チャプター5から導入された、大容量マガジンやサプレッサーといった「MOD」を使って性能をカスタマイズする新しいシステムに対応しています。

(画像は公式サイトより引用)

併せて、武器のMODを付け替える仕掛け「武器MODベンチ」もクリエイティブに追加されました。

MOD対応武器は、ほかの武器と同様に宝箱や「アイテムスポナー」、「アイテムグランター」を使って生成できます。MODを装着した状態で生成するには、仕掛け「MOD付き武器ケースギャラリー」を用います。

そのほか、今回のアップデートでは、プレイヤーが座れる「イスの仕掛け」や島の設定項目「移動スピードのチューニング」などの新たなコンテンツが追加されています。

アップデートの詳細は公式サイトおよびリリースノートをご確認ください。

フォートナイト エコシステム V28.2028.20 Release Notes

関連記事

フォートナイトとUEFNがv32.00にアップデート。NPCとの会話イベントを作れる仕掛けが登場
2024.11.05
UE/Unity/DCCツールなどで使えるコンテンツが並ぶ。Epic Games、統合コンテンツマーケットプレイス「Fab」をリリース
2024.10.23
フォートナイトとUEFNがv31.30にアップデート。装備中の武器モデルも画面内に映る「一人称視点」の仕掛けが実験的に導入された
2024.10.02
新国立競技場の初期案建築家・ザハ氏の建築ピースを使ってUEFNで誰でも新しいロンドンが作れる島が公開。ボクセルとルールの指定で自動的にザハ風建築ができていく
2024.09.20
フォートナイトとUEFNがv31.00にアップデート。音楽のリズムと同期したゲームが作れる仕掛けが登場
2024.08.19
フォートナイトとUEFNがv30.40にアップデート。ボイスチャットの音量に距離減衰を適用するオプションが追加
2024.08.08

注目記事ランキング

2024.11.14 - 2024.11.21
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォワードシェーディング(Forward Shading)
フォワードシェーディング オブジェクト毎にライティングの計算を行い、その計算結果を描画するレンダリング手法。フォワードレンダリングともいう。ディファードシェーディング(Deferred Shading)に比べてポストプロセスの自由度は低いが、(何も物を配置しなかった際にかかる)最低限の描画コストが低く、アンチエイリアス処理などにおいてフォワードシェーディングの方が有効な分野も存在する。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!