この記事の3行まとめ
- ジークレストの開発者ブログにて、Firebase App Distributionの導入についての解説記事が公開
- アプリケーションをテスターに配布するためのプラットフォーム
- 導入方法の説明のほか、通常手段に不具合が起きた際の代替策の重要性も説く
ジークレストの開発者ブログ「GCREST DEVELOPERS BLOG」にて、『Firebase App Distributionのプロジェクトへの導入について』と題した記事が公開されました。
画像は当該記事より引用
この記事はアプリケーションをテスターに配布するためのプラットフォーム『Firebase App Distribution』の導入についての解説したもので、ジークレストのゲームクライアントエンジニア 叶氏が執筆しています。
ジークレストが手掛けるスマホゲーム『夢職人と忘れじの黒い妖精』(以下、『ゆめくろ』)では、開発中のアプリを社内配布するためにMicrosoftのApp Centerを使用しています。
App Centerは、ビルド済みの成果物をアップロードすることで、各テスターがアプリをダウンロードし、開発中のアプリを確認することができるというプラットフォームです。サービス自体は便利ですが、度々障害が発生することが問題になっていたそうです。
月に4回のペースで障害が発生し、中には解決までに数日かかるケースも(画像は当該記事より引用)
そこで『ゆめくろ』開発チームでは、App Centerに長期の障害が発生した際の代替手段として他のアプリ配布サービスを検討し、Firebase App Distributionを導入することになりました。記事本文では、Firebase App Distributionの採択理由と他アプリとの比較が語られています。
記事では、Firebase App Distributionの導入方法についても解説。『ゆめくろ』の開発現場では既存のJenkinsビルドジョブがシェルスクリプトで記述されているため、CLIを用いた導入方法が説明されています。さらに、導入後のFirebase App Distributionにアップロードされたアプリをどのようにダウンロードするかのワークフローについて、画像付きで詳細に解説されています。
画像は当該記事より引用
記事の最後では、Firebase App Distributionに限らず、メインとなるアプリ配布手段とは別の手段やワークフローを整えておくことで、いざというときにスムーズに開発を継続できるとまとめています。記事本文はこちらをご確認ください。
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