ドット絵・ドット絵アニメーション向けのペイントツール「Aseprite」、バージョン1.3がリリース。タイルマップ機能がついに正式実装。描画タイルの登録・再配置も可能に

ドット絵・ドット絵アニメーション向けのペイントツール「Aseprite」、バージョン1.3がリリース。タイルマップ機能がついに正式実装。描画タイルの登録・再配置も可能に

2023.11.30
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • 『Aseprite』の最新バージョンv1.3がリリース
  • タイルマップ作成機能が追加。タイルの登録・配置が可能に
  • アニメーションにレイヤーの表示順を柔軟に変更できる機能が追加

2023年11月28日(火)、Igara Studioはドット絵作成ツール『Aseprite』の最新バージョンv1.3リリースしました。

Asepriteは、ドット絵およびドット絵アニメーションを作成できるペイントツールです。公式サイトや、Steamitch.ioなどから購入できます。

(画像は公式サイトより引用)

v1.2.40に代わる安定版としてリリースされたv1.3では、タイルマップに関する新機能が導入されています。

v1.3の新しい要素を紹介する動画

キャンバスをグリッドに分割し、各グリッドに描かれたドット絵をタイルセットとして登録できるようになりました。タイルセットを参照する特殊なレイヤー「Tilemap Layer」を使用することで、登録したタイルを各グリッドに配置できます。

さらに、参照元のタイルに施した変更・加工は参照先のすべてのタイルに反映されるため、効率的にタイルマップを作成できます。

タイルマップ機能の詳細は、公式ドキュメントをご確認ください。

(画像は公式ドキュメントより引用)

そのほか、キャンバス上に描かれたドット絵をX(またはY)座標を保ったまま傾けるスキュー変換に対応したほか、ペンツールにスタビライザーが搭載され、滑らかな線が描きやすくなりました。

アニメーション関連では、各セルに奥行きを表す「Z-index」プロパティが追加されました。セルごとにZ-indexを設定することで、特定のフレームにおけるレイヤーの表示順を柔軟に変更できます。

ほかにも、いくつかの機能追加やUIのアップデートが行われています。

アップデートの詳細は、こちらをご確認ください。

Aseprite v1.3|Aseprite 公式ブログ

関連記事

「Unity 6.4」で予定された破壊的変更を一挙紹介。Render Graph互換モード削除、SRP CoreのPhysics依存解消など
2025.09.17
『1週間でC#の基礎が学べる本 第2版』、インプレスが9/19(金)に発売。初めてのプログラミングをこの1冊から
2025.09.17
10/4(土)・5(日)に大阪で開催されるインディーゲームイベント「OSAKA INDIE GAMES SUMMIT」、一般公開日の入場チケットが販売開始
2025.09.17
「Unity 6.3 Beta」リリース。UI Toolkitでカスタムシェーダーが使用可能。2Dシーンで3Dメッシュを描画できる機能なども実装
2025.09.17
Unreal Engine 5.7のロードマップが公開。AIアシスタントが実験的機能として導入予定
2025.09.16
Godot Engine最新版「Godot 4.5」正式リリース。ステンシルバッファのサポートや、バックトレースをリリースビルドでも使用可能に
2025.09.16

注目記事ランキング

2025.09.11 - 2025.09.18
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

パッケージ化
パッケージカ ゲーム開発において、ゲームの実行に必要なデータのみを、実行ファイルとそれに付随するデータの形式に変換すること。プラットフォームに合わせたファイルフォーマットに変換するほか、この段階でアセットファイルを再利用や改ざんすることができないように暗号化することが多い。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!