ソウルライクアクションRPG『Lies of P』、Epic Gamesが開発チームにインタビューした記事を公開。Unreal Engineを使った開発の裏側が明かされる

2023.09.20
ニュースアンリアルエンジン
この記事をシェア!
twitter facebook line B!
twitter facebook line B!

この記事の3行まとめ

  • Epic Games、『Lies of P』の開発者インタビュー記事を公開
  • 開発の裏側やUnreal Engineを使った開発について明かされる
  • Unreal Engineで役立った機能の紹介なども

Epic Gamesは、『Lies of P』の開発に携わったRound8 Studioのメンバーへインタビューした記事を、Unreal Engine(以下、UE)公式ブログにて公開しました。

Lies of Pは、韓国のゲームメーカーNEOWIZ2023年9月19日にリリースした、高難易度アクションRPG。童話「ピノッキオの冒険」をモチーフにしたストーリーや、刃と柄を組み合わせて独自の武器を作り出すシステムなどが特徴です。

本作は、韓国のゲームとして初めてgamescomで3つの賞を受賞した作品。gamescom 2022において「Best Action Adventure Game」、「Most Wanted Sony PlayStation Game」、「Best Role Playing Game」を受賞しています。

インタビュー記事では、Round8 Studioがどのように本作を開発したのかが語られています。なぜ「ピノッキオの冒険」をモチーフとしたのか、街並みや敵キャラクターのデザイン、武器をカスタムするシステムなど、開発の裏話が明かされました。

(画像は公式ブログより引用)

(画像は公式ブログより引用)

ゲームエンジンとしてUEを選んだ理由としては、Round8 StudioにはUEに精通したメンバーが多いことをはじめ、本作の特殊なデザインと高クオリティなグラフィックを表現するにはUEが最適だったことなどを挙げています。

また、バトルで重要な要素である武器の作成システムについて、デザイン段階から多数の準備やテストを必要としていたことから、アニメーション モンタージュを最大限活用したと話しています。

アニメーション モンタージュはアクション部分でも活躍し、ゲーム内で多数のGPUパーティクルの動きやイテレーション管理にNiagaraが活用されています。

(画像は公式ブログより引用)

インタビュー記事の全文は、こちらをご確認ください。

ピノキオとフランス史から得たインスピレーションをソウルライク アクション ゲームに融合した Lies of P

関連記事

Unreal Engine 5.4.1がリリース。新機能「Modular Control Rig」の改善、MSVCの不正利用時にエラーが検出されない不具合などが修正
2024.05.02
UE5.4の実験的機能「Motion Design」の公式チュートリアル記事が公開。モーショングラフィックスの作り方を学べる
2024.05.01
Epic Games、NaniteとGPU駆動のマテリアルパイプラインの関連を解説した「GDC 2024」の講演資料を公開。ノート付スライド資料は無料
2024.04.30
トイロジック、UE4のRPC関数をベースにしたプレイヤー同期処理を解説。大規模オンラインゲーム『FOAMSTARS』に導入した管理の仕組み
2024.04.26
Unreal Engine 5.4がリリース。アニメーション関連の新機能「Modular Control Rig」の追加、「Motion Matching」の正式リリースなど
2024.04.24
UE6にはフォートナイト用の言語「Verse」が導入される?GDC 2024のVerse講演から見るアンリアルエンジンの今後
2024.04.22

注目記事ランキング

2024.04.26 - 2024.05.03
1
【2022年5月版】今から始めるフォートナイトの「クリエイティブ」モードープレイ開始から基本的な操作方法まで解説
2
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧
3
『フォートナイト』で動く本格的なゲームが作れるツール「UEFN」とは?従来のクリエイティブモードから進化したポイントを一挙紹介!
4
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.1「アイテム系」
5
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.5「島の設定」
6
【CHALLENGE1】「クリエイター ポータル」を使って、UEFNで作成した島を世界中に公開する
7
まるで『マイクラ』?ボクセル地形を生み出す無料アセット「VoxelPlugin Free」で”地形を掘ったり積み重ねたり”して遊んでみよう
8
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.7「NPC系」Part1
9
UEFNで使えるプログラミング言語「Verse」のノウハウが集結。『UEFN.Tokyo 勉強会 03 Verse Night』レポート
10
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.2「ユーティリティ系」
11
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.8「ゾーン系」
12
【STEP2】UEFNの基本的な使い方を覚えよう
13
フォートナイトとUEFNがv29.30にアップデート。すでに公開した島をプレイできないようにする機能が導入される
14
【CHALLENGE3】UEFNの機能「ランドスケープ」を使ってオリジナルの地形を作る
15
フルカラー書籍「UEFN(Unreal Editor For Fortnite)でゲームづくりを始めよう!」、ついに本日発売!全国書店で好評発売中!
16
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.10「UI系」Part1
17
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.6「チーム・対戦系」Part1
18
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.3「プレイヤー系」
19
【STEP4-1】コース外に出たらデスする仕組みを作る
20
『フォートナイト』で建築ビジュアライゼーション!?UEFNでオリジナルの世界観をどう作り上げたか、その手法を解説【UNREAL FEST 2023 TOKYO】
21
「UEFN」って実際どうなの? 編集部が3時間で「みんなで遊べるアクションゲーム(?)」を作ってみた
22
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.4「ゲームシステム系」
23
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.7「NPC系」Part2
24
【CHALLENGE2-1】フレンドと一緒にゲームを作ろう――UEFNプロジェクトをチームメンバーとリアルタイムで共同編集する
25
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.6「チーム・対戦系」Part2
26
【STEP3】オリジナルのアスレチックコースを作ろう
27
【STEP5-1】スタート時のカウントダウンを作る
28
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.9「建築物系」Part2
29
【STEP5-2】ゴールの仕組みを作る
30
【STEP6-1】「オリジナルキャラクターを登場させよう」――Fabでアセットをダウンロードしよう
VIEW MORE

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

リグ(Rig)
リグ 3Dモデルを動かす場合に、すべてのボーンを編集するのではなく、少ない編集箇所で直感的に動作などを付けるために作られたコントローラーやコントロールする仕組み。 またスケルトン自身をリグと呼ぶ場合もある。
VIEW MORE

Twitterで最新情報を
チェック!