Unityで日本全国の3D都市モデルを活用するには?国交省のPLATEAUがチュートリアル記事を公開

2023.02.13
ニュース3DCGUnity
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • PLATEAU(プラトー)、3D都市モデルをUnityで活用するチュートリアル記事を公開
  • PLATEAUは、国土交通省が主導する日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進するプロジェクト
  • 3D都市モデルの読み込み・表示と、3D都市モデル内を歩き回る方法を紹介

2023年2月10日、PLATEAUは3D都市モデルをUnityで活用するチュートリアル記事を公開しました。

PLATEAU(プラトー)は、国土交通省が主導する日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進するプロジェクト。3D都市モデルはCC BY4.0などのオープンライセンスを採用し、商用利用も可能です。

今回公開された記事は、『TOPIC9|Unityで活用する[1/2]|Unityでの3D都市モデルの読み込みと表示方法』と、『TOPIC9|Unityで活用する[2/2]|Unityで3D都市モデル内を自由に歩いてみる』の2本立て。

1本目の記事では、「Unityでの3D都市モデルの読み込みと表示方法」のタイトルの通り、Unityを使って3D都市モデルを読み込み、表示する手順が説明されています。

Unityのインストールから、FBX形式の3D都市モデルをダウンロード、FBXファイルをUnityに配置、別のデータを重ねる方法まで詳しく書かれています。また、コラムとして、OBJファイルの配置方法もサポートされています。

(画像は『TOPIC9|Unityで活用する[1/2]|Unityでの3D都市モデルの読み込みと表示方法』より引用)

2本目の記事「Unityで3D都市モデル内を自由に歩いてみる」では、Unity Asset Storeの『Third Person Controller』を利用します。操作キャラの初期位置や、地面とコライダーの設定をしながら、PLATEAUの3D都市モデル上を歩き回る方法が解説されています。

その他、テクスチャ付きの建築物モデル「LOD2」の扱い方、軽量化の方法やUnityを使った事例なども取り上げられています。詳細は、こちらをご確認ください。

(画像は『TOPIC9|Unityで活用する[2/2]|Unityで3D都市モデル内を自由に歩いてみる』より引用)

なお、今回の2本のチュートリアルはユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが動画にしたうえ、Unityの活用方法も動画で紹介しています。併せてご確認ください。

TOPIC9|Unityで活用する[1/2]|Unityでの3D都市モデルの読み込みと表示方法TOPIC9|Unityで活用する[2/2]|Unityで3D都市モデル内を自由に歩いてみる

関連記事

Unity Technologies、プログラマー向けデザインガイドの電子書籍をアップデート。ストラテジーなど4種のパターンが追加され、Unity 6対応に
2024.07.26
『ドラクエモンスターズ3』開発にはUnityのプレハブバリアントやPolybrushなどを活用。ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン、開発者インタビュー記事を公開
2024.07.24
『GUILTY GEAR -STRIVE-』のアニメーション制作、Maya Pythonによる内製ツール情報など12講演が集う「DAIKIN×Autodesk CG Channel Week 2024」が9/2(月)~9/6(金)に開催
2024.07.23
チュートリアルでプレイヤーが迷わない理由は「ユーザー文化の理解」と「ステレオタイプの利用」にあった。直感で理解できるゲームをどう作るか【cluster革命前夜 Unity賞受賞者インタビュー】
2024.07.23
世界中のUnityクリエイターの卓越した業績を讃える「Unity Awards」第16回の開催が発表。ノミネートの応募受付は8/2(金)まで
2024.07.19
「Blender 4.2 LTS」正式リリース。アドオンの導入方法が変更。標準搭載アドオンは公式のWebプラットフォーム上から導入する
2024.07.19

注目記事ランキング

2024.07.20 - 2024.07.27
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォグ(Fog)
フォグ 「霧」を意味する英単語。3DCGにおいて、現実の霧による見た目をシミュレーションする画面効果やエフェクトを指す。代表的なものとして、カメラから遠くにあるオブジェクトの色調を変化させることで遠近感を出す手法がある。
VIEW MORE

Twitterで最新情報を
チェック!