フォートナイト チャプター4にLumenを適用した効果は?Epic Gamesが解説記事を公開

フォートナイト チャプター4にLumenを適用した効果は?Epic Gamesが解説記事を公開

2023.02.03
ニュースアンリアルエンジン
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • Unreal Engine 5.1で開発されているフォートナイトにおいて、Lumenにスポットを当てて解説する記事が公開
  • Lumen導入前と導入後を比較して、影響を解説
  • 導入する際に問題になった点と、どう対策したのかも紹介している

2023年1月27日、Epic Gamesフォートナイトにおいて、Lumenをどう活用しているのかを解説する記事を公開しました。

LumenUnreal Engine(以下、UE)の動的なグローバルイルミネーションおよび反射システムで、UE5.0から導入されています。フォートナイトでは、チャプター4からゲームエンジンにUE5.1が採用されたことで、Lumenが活用されるようになりました。

今回公開された記事では、Lumen導入前と導入後のグローバルイルミネーションと反射を比較し、改善された点を紹介しています。画面に対する影響は大きく、目に見えて変化していることがわかります。

Before
After

Lumenのグローバルイルミネーションにより、青白く暗かった室内が明るく温かみのある室内に(画像はUnreal Engine 公式ブログより引用)

Before
After

スクリーン空間反射では反射できていなかったものが、Lumenのレイトレース反射により正確な反射表現に(画像はUnreal Engine 公式ブログより引用)

このほか、Lumenをフォートナイトに導入する際に問題になった点と、その解決策も紹介しています。

オーバーオクルージョン(※)が発生してしまっていたフォリッジメッシュを改善(画像はUnreal Engine 公式ブログより引用)
※重なったメッシュなどにアンビエントオクルージョンがかかりすぎて暗くなること

詳細は、Unreal Engine 公式ブログ『Lumen により、フォートナイト バトルロイヤル チャプター 4 でリアルタイム グローバル イルミネーションを実現』をご確認ください。

また、UE5.1におけるLumenの新機能やシステム詳細に関しては、Unreal Engine 5.1 リリースノート公式ドキュメントなどもご確認ください。

Lumen により、フォートナイト バトルロイヤル チャプター 4 でリアルタイム グローバル イルミネーションを実現Unreal Engine 5.1 リリース ノート公式ドキュメント「Lumenのグローバル イルミネーションおよび反射」

関連記事

クロスシミュレーションツール「Havok Cloth」で衣服の貫通・破綻を防ぐセットアップ手法を解説。COYOTE 3DCG STUDIOの連載記事が更新
2025.07.08
UE5でUIにもポストエフェクトを適用できる機能「Slate Postbuffer」、ロジカルビートが技術ブログで解説
2025.07.04
スーファミ時代の“お約束”満載!クリック1つで敵を切るシンプルな2D横スク『ISSEN』誕生秘話を訊く【第23回UE5ぷちコン受賞者インタビュー】
2025.07.04
UE5でノベルゲームを制作できる。オープンソースの無料プラグイン「Shiden Visual Novel Editor」が正式リリース
2025.07.02
Unity・UEなどでアニメを作るハッカソン「アニメ×ゲームジャム UE in 京都」、7/26(土)より開催。参加申込は7/21(月)18時まで
2025.07.01
『Clair Obscur: Expedition 33』開発陣に直接質問できる!7/7(月)のライブ配信イベントに先駆け、エピック ゲームズ ジャパンが質問を募集中
2025.07.01

注目記事ランキング

2025.07.08 - 2025.07.15
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

レベル(Level)
レベル
  1. ゲーム開発において、位置情報を持つオブジェクトが配置されている地形。
  2. RPGなどのゲームにおいて、キャラクターの成長度合いを示す数値。レベルアップなど。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!