この記事の3行まとめ
- 「シン・ウルトラファイト」制作におけるUnreal Engine活用に関する記事が公開
- Live Link、Take Recorder、Virtual Cameraを活用し高速な制作を実現
- 当時のキャラクタースーツを使わず「ウルトラファイト」特有の表現を追求
画像は「シン・ウルトラファイトでは、リアルタイム ツールによって 70 年代の怪獣 キャラクタースーツが変貌」(Epic Games)より引用
©2022「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ
Epic Gamesは、「シン・ウルトラファイト」の制作におけるUnreal Engineの活用について、スタジオブロス 代表取締役社長 金子 元隆氏への取材に基づいた解説記事を公開しました。
「シン・ウルトラファイト」の制作にはUnreal Engineが全面的に使用されており、Live Link、Take Recorder、Virtual Cameraといった機能が活用されています。金子氏は、収録直後に完成映像に近い状態のものをチェックできるなど、制作時間を短縮できることがUnreal Engineの利点の一つだと記事内で語っています。
画像は「シン・ウルトラファイトでは、リアルタイム ツールによって 70 年代の怪獣 キャラクタースーツが変貌」(Epic Games)より引用
©2022「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ
同作では、当時の独特でユーモラスな動きを再現するために、2か月かけて5つのモーションリグを作成したとのこと。これに加えて、Virtual Cameraを使用して撮影とリテイクを高速で行い、1日2エピソード分の収録が可能になったと語られています。
この他にもリアルな背景制作手法やエフェクトなど、制作全体でUnreal Engineが活用されています。詳細はインタビュー記事をご確認ください。
「シン・ウルトラファイト」Unreal Engine活用について