『シリアスゲームの社会的受容を問う』が刊行。韓国での事例から「役に立つ」ゲームはどのように社会に受け入れられるのか分析し、日本にも通じる可能性を検討する書籍

2024.02.08
ニュース
この記事をシェア!
twitter facebook line B!
twitter facebook line B!

この記事の3行まとめ

  • 福村出版から『シリアスゲームの社会的受容を問う』が2/9に刊行される
  • 教育や啓発を目的とした「役に立つ」ゲーム=シリアスゲームについての書籍
  • 韓国の事例からシリアスゲームが置かれた環境や普及に関して分析を行い、日本にも通じる課題と可能性を検討する

福村出版は2024年2月9日(金)、シン・ジュヒョン氏による書籍『シリアスゲームの社会的受容を問う 韓国の事例にみる「ゲーム」と「教育」の社会文化的研究』を刊行しました。

本書の著者であるシン氏は立命館大学 衣笠総合研究機構専門研究員で、教育や啓発目的の「役に立つ」ゲームであるシリアスゲームの可能性と課題を検討する内容です。総ページ数は240ページ、価格は4,400円+税。

本書ではシン氏の韓国での実例研究を通じて、シリアスゲームがどのような形で社会に受け入れられているのか(あるいは受け入れられていなかったのか)について論じられています。

本書は序章と終章を含む全8章による構成。最初にシリアスゲームとは何か韓国においてゲームというものがどのように認識されていたのかの説明があります。

続いて、デジタルとアナログプレイされる場所ゲームの面白さや学びの要素などの観点から、シリアスゲームの受容について述べられます。

そして新しいタイプのシリアスゲームの展開に光を当て、日本にも通じるシリアスゲームの課題と可能性について検討が行われます。

序章
第1章 韓国におけるシリアスゲームの導入と展開
第2章 シリアスゲームの社会的受容とゲームプレイの「場所性」
第3章 機能性ゲームのジレンマ――「シリアス」と「おもしろさ」のはざまで
第4章 アナログ・シリアスゲームの教育現場への普及と「教育的イメージ」
第5章 ビッグゲーム(Big Games)――アナログとデジタルの強みを架橋して
第6章 インスピレーション・ゲーム(Inspiration Games)が世界を変える
終章

詳細は、福村出版の書籍のWebページをご確認ください。

「シリアスゲームの社会的受容を問う」福村出版公式サイト

「シリアスゲームの社会的受容を問う」を3名の方にプレゼント!

ゲームメーカーズのXアカウントをフォローし、上記該当ポストをリポストしていただいた方の中から、抽選で3名の方に「シリアスゲームの社会的受容を問う」をプレゼントいたします。

ぜひ、この機会にゲームメーカーズのXをチェックしてください。

応募期間は「2024年2月9日(金)から2024年2月16日(金)23時59分まで」。また、応募に際しては本記事に記載した注意事項もご確認ください。

ゲームメーカーズ公式X

プレゼントキャンペーンについての注意事項

・ご応募いただいた方の中から抽選でプレゼントいたします
・当選者の方にのみXのダイレクトメッセージにてご連絡いたします
・プレゼントの発送は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます
・個人情報の取り扱いについてはプレゼントの発送にのみ使用いたします
プライバシーポリシー
・到着した商品に不備がありましたら商品の販売元へお問い合わせください
・配送業者による配送遅延や、未配などの賠償義務は負いかねますのでご了承ください。また商品の返品や交換はできかねます

【なりすましアカウントのご注意】

ゲームメーカーズのアカウントに成りすまして、DMを送信しているアカウントが発生したケースがあります。DM受信の際には「@GameMakersJP」であることを十分にご確認ください。

関連記事

「Unity 6 Preview」がリリース。レンダリングのパフォーマンス向上、ライティング機能の強化など多岐にわたるアップデート
2024.05.03
中世・ファンタジー風の建物の画像を無料で公開。GameMaker向けのアセットバンドル『FANTASY TOWN』
2024.05.03
Unreal Engine 5.4.1がリリース。新機能「Modular Control Rig」の改善、MSVCの不正利用時にエラーが検出されない不具合などが修正
2024.05.02
2Dアニメーション制作ソフト「Spine 4.2」がリリース。物理演算の対応、PSDファイルの直接インポートなど
2024.05.01
UE5.4の実験的機能「Motion Design」の公式チュートリアル記事が公開。モーショングラフィックスの作り方を学べる
2024.05.01
Unity公式のパズルゲーム『Gem Hunter Match』、URPの学習などに役立つサンプルプロジェクトとして無料公開
2024.04.30

注目記事ランキング

2024.04.27 - 2024.05.04
1
【2022年5月版】今から始めるフォートナイトの「クリエイティブ」モードープレイ開始から基本的な操作方法まで解説
2
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧
3
『フォートナイト』で動く本格的なゲームが作れるツール「UEFN」とは?従来のクリエイティブモードから進化したポイントを一挙紹介!
4
【CHALLENGE1】「クリエイター ポータル」を使って、UEFNで作成した島を世界中に公開する
5
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.1「アイテム系」
6
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.5「島の設定」
7
まるで『マイクラ』?ボクセル地形を生み出す無料アセット「VoxelPlugin Free」で”地形を掘ったり積み重ねたり”して遊んでみよう
8
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.7「NPC系」Part1
9
UEFNで使えるプログラミング言語「Verse」のノウハウが集結。『UEFN.Tokyo 勉強会 03 Verse Night』レポート
10
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.2「ユーティリティ系」
11
フォートナイトとUEFNがv29.30にアップデート。すでに公開した島をプレイできないようにする機能が導入される
12
【CHALLENGE3】UEFNの機能「ランドスケープ」を使ってオリジナルの地形を作る
13
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.8「ゾーン系」
14
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.10「UI系」Part1
15
【STEP2】UEFNの基本的な使い方を覚えよう
16
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.3「プレイヤー系」
17
フルカラー書籍「UEFN(Unreal Editor For Fortnite)でゲームづくりを始めよう!」、ついに本日発売!全国書店で好評発売中!
18
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.4「ゲームシステム系」
19
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.6「チーム・対戦系」Part1
20
【STEP4-1】コース外に出たらデスする仕組みを作る
21
「UEFN」って実際どうなの? 編集部が3時間で「みんなで遊べるアクションゲーム(?)」を作ってみた
22
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.6「チーム・対戦系」Part2
23
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.7「NPC系」Part2
24
【STEP5-1】スタート時のカウントダウンを作る
25
【CHALLENGE2-1】フレンドと一緒にゲームを作ろう――UEFNプロジェクトをチームメンバーとリアルタイムで共同編集する
26
【STEP5-2】ゴールの仕組みを作る
27
【STEP6-1】「オリジナルキャラクターを登場させよう」――Fabでアセットをダウンロードしよう
28
『フォートナイト』で建築ビジュアライゼーション!?UEFNでオリジナルの世界観をどう作り上げたか、その手法を解説【UNREAL FEST 2023 TOKYO】
29
【STEP3】オリジナルのアスレチックコースを作ろう
30
フォートナイト クリエイティブとUEFNで使える仕掛け一覧 Vol.9「建築物系」Part1
VIEW MORE

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ローパスフィルター(Low-Path Filter)
ローパスフィルター
  1. 電気信号のうち、指定した周波数(カットオフ周波数)以下の信号を通し、それより上を大きく低減させるフィルター。
  2. ゲーム開発において、基本的にはサウンド用語として用いられる。例として、特定のセリフをローパスフィルターによってくぐもった音に加工することで、隣の部屋や遮蔽物の後ろで話しているかのような表現を行うことができる。
VIEW MORE

Twitterで最新情報を
チェック!