ドット絵・ドット絵アニメーション向けのペイントツール「Aseprite」、バージョン1.3がリリース。タイルマップ機能がついに正式実装。描画タイルの登録・再配置も可能に

2023.11.30
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この記事の3行まとめ

  • 『Aseprite』の最新バージョンv1.3がリリース
  • タイルマップ作成機能が追加。タイルの登録・配置が可能に
  • アニメーションにレイヤーの表示順を柔軟に変更できる機能が追加

2023年11月28日(火)、Igara Studioはドット絵作成ツール『Aseprite』の最新バージョンv1.3リリースしました。

Asepriteは、ドット絵およびドット絵アニメーションを作成できるペイントツールです。公式サイトや、Steamitch.ioなどから購入できます。

(画像は公式サイトより引用)

v1.2.40に代わる安定版としてリリースされたv1.3では、タイルマップに関する新機能が導入されています。

v1.3の新しい要素を紹介する動画

キャンバスをグリッドに分割し、各グリッドに描かれたドット絵をタイルセットとして登録できるようになりました。タイルセットを参照する特殊なレイヤー「Tilemap Layer」を使用することで、登録したタイルを各グリッドに配置できます。

さらに、参照元のタイルに施した変更・加工は参照先のすべてのタイルに反映されるため、効率的にタイルマップを作成できます。

タイルマップ機能の詳細は、公式ドキュメントをご確認ください。

(画像は公式ドキュメントより引用)

そのほか、キャンバス上に描かれたドット絵をX(またはY)座標を保ったまま傾けるスキュー変換に対応したほか、ペンツールにスタビライザーが搭載され、滑らかな線が描きやすくなりました。

アニメーション関連では、各セルに奥行きを表す「Z-index」プロパティが追加されました。セルごとにZ-indexを設定することで、特定のフレームにおけるレイヤーの表示順を柔軟に変更できます。

ほかにも、いくつかの機能追加やUIのアップデートが行われています。

アップデートの詳細は、こちらをご確認ください。

Aseprite v1.3|Aseprite 公式ブログ

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