2Dゲーム向けエンジン『GameMaker』がVersion 2023.2へアップデート。オーディオループ機能が改善され、パーティクルエフェクトを制作する機能が実装

2023.03.07
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • 『GameMaker』がVersion 2023.2へアップデート
  • オーディオを自由な位置でループさせることが可能に
  • GameMaker内でパーティクルエフェクトが制作できるようになった

YoYo Gamesは、2Dゲーム向けエンジン『GameMaker』のVersion 2023.2をリリースしました。

主なアップデート項目は以下の通りです。

  • AUDIO LOOP POINTS
  • PARTICLE EDITOR
  • NO LOGIN AT START-UP

AUDIO LOOP POINTS

Version 2023.2以前では、オーディオトラック全体をループさせられましたが、その中のセクションはループさせられませんでした。今回のアップデートにより、トラックのループ部分の始まりと終わりを自由に指定できるようになりました。

PARTICLE EDITOR

パーティクルエディターは、GameMaker内でパーティクルエフェクトを制作する新機能です。ゲーム内表示を確認しながらエフェクトを制作できます。

(画像は公式サイトより引用)

また、エミッターの管理も可能。数種類のエミッターのプリセットが内蔵されています。パーティクルエディターの詳細は、こちらをご確認ください。

(画像は公式サイトより引用)

パーティクルエディターのチュートリアル動画

NO LOGIN AT START-UP

Version 2023.2では、エンジンを起動するためのログインが不要になりました。なお、ゲームの制作にログインは不要ですが、実行ファイルの作成にはログインが必要です。

 

他にも、UIの改善やHTMLファイルにカスタムHTMLを挿入可能になるなどのアップデートが行われています。今回のアップデートの詳細は、こちらをご確認ください。

GameMaker Version 2023.2 ニュースリリースGameMaker 公式サイト

関連記事

Steamで「体験版専用」ストアぺージが開設可能に。体験版単独のレビュー収集が可能になり、「話題の新作」チャートにも載るように
2024.07.26
Unity Technologies、プログラマー向けデザインガイドの電子書籍をアップデート。ストラテジーなど4種のパターンが追加され、Unity 6対応に
2024.07.26
7/27(土)0時より「東京ゲームダンジョン6」の出展申込受付が開始。初参加の団体用に25の出展枠を新設し、合計145の出展枠を用意
2024.07.26
UE5で揺れ物を「かわいく」揺らすプラグイン「Kawaii Physics」が更新。髪が風になびく複雑な動きもパラメータ設定で手軽に制御
2024.07.25
現実世界のライティング環境を忠実に再現する「TrueHDRI」。バンダイナムコスタジオ、開発陣にインタビューした記事を公開
2024.07.25
『ドラクエモンスターズ3』開発にはUnityのプレハブバリアントやPolybrushなどを活用。ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン、開発者インタビュー記事を公開
2024.07.24

注目記事ランキング

2024.07.20 - 2024.07.27
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォグ(Fog)
フォグ 「霧」を意味する英単語。3DCGにおいて、現実の霧による見た目をシミュレーションする画面効果やエフェクトを指す。代表的なものとして、カメラから遠くにあるオブジェクトの色調を変化させることで遠近感を出す手法がある。
VIEW MORE

Twitterで最新情報を
チェック!