Java版『Minecraft』ver1.19「ワイルド アップデート」と題した大型更新が行われる。バイオームやレッドストーン回路の新出力オブジェクトなど新要素が盛り沢山

2022.06.08
ニュースクリエイティブモードマインクラフト
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この記事の3行まとめ

  • Java版『Minecraft』がver1.19に大型アップデート
  • ディープダークバイオーム・マングローブバイオームが追加
  • バイオーム追加に伴い、Mobやアイテムなど多くの新要素も実装

2022年6月8日、Java版の『Minecraft』ver1.19がリリースされました。「ワイルド アップデート」と題したこの大型アップデートでは、多くの新要素が追加されています。

今回のアップデートの目玉はディープダークバイオームマングローブバイオームの追加で、さらに関連するさまざまなMobやブロック、アイテムも追加されています。

ディープダークバイオーム

『Minecraft』上で最も暗いバイオームとされ、地中に存在し、床がスカルクブロックと呼ばれる新たなブロック群でバイオーム全体が覆われていることが特徴です。

最も暗いバイオームとされるディープダーク、ここではMobがスポーンしない

また、ディープダークバイオーム内には古代都市と呼ばれる遺跡があり、固有のブロックを入手できるほか、中のチェストからはスニーク速度上昇(Swift Sneak)という新たなエンチャントなどが手に入ります。

ディープダークバイオームでは

  • 歩くなどの振動のある動作を検知しレッドストーン信号を送信する機能をもったブロック、スカルクセンサー
  • スカルクセンサーに反応して警告音を鳴らす機能をもったブロック、スカルクシュリーカー
  • スカルクシュリーカーが複数回起動することで出現する強力なmob、ウォーデン

などが追加されました。

スカルクセンサーを利用することで、感圧板に頼らない自動ドアや他のプレイヤーに気づかれにくいトラップなど、ワイヤレスな回路設計が可能になりそうです。

ウォーデンの近くにいるプレイヤーは、視界が暗くなる新効果「ダークネス」を受ける

ウォーデンは音と匂いでプレイヤーを察知する

マングローブバイオーム

今回のアップデートで追加されたもう1つのバイオームです。このバイオームでは、マングローブの木と泥ブロックが固有のブロックとして存在しています。泥ブロックからは泥レンガを作成することができ、建築の幅が広がりました。

マングローブバイオーム由来のブロックで制作された家

画像に映っている黒いブロックが泥ブロック。このブロックの上を歩くとソウルサンドのように体が少し沈む

カエルオタマジャクシが新たなMobとして登場しており、これらは湿地およびマングローブバイオームでスポーンします。また、カエルはスライムを食べるとスライムボールを、マグマキューブを食べるとフロッグライトをドロップします。

育った場所によって体の色が変わり、3種類の色が用意されているとのこと

本記事では紹介しきれませんでしたが、アレイと呼ばれるMobやチェスト付きボートなど、他にもさまざまな要素が追加されています。詳細なアップデート情報はこちらのページで紹介されています。

Minecraft 公式サイト

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