Apple、2023年1月上旬よりアプリ開発者を支援するプログラム「App Store Foundations Program」の国内提供開始

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2022.12.16
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この記事の3行まとめ

  • Apple、アプリ開発者を支援するプログラム「App Store Foundations Program」を日本に拡大
  • 2023年1月上旬より提供開始
  • プログラムに登録した開発者は、グループセッションやネットワーキングセッションなどに参加可能

Appleは、アプリ開発者を支援するプログラム「App Store Foundations Program」のサービス地域を日本に拡大することを発表しました。日本への提供は2023年1月上旬を予定しており、Apple Developer Program」(※)に加入している日本の開発者には後日、改めて案内される予定です。

※ Appleが提供する開発者向けのサービス

画像はApple Newsroomページより引用

Appleは「App Store Foundations Programは、デベロッパが世界クラスのアプリケーション体験を創造できるようになることをサポートします」と宣言しており、具体的にはアプリケーション開発の技術や知識を学べるプログラムなどを提供するようです。なお「App Store Foundations Program」はこれまでヨーロッパ向けに提供されてきたサービスで、アジアへのサービス拡大は今回が初とのこと。

本プログラムの対象は、「Apple Developer Program」に登録したすべての開発者で、特にスタートアップや初期段階のアプリケーション開発企業の参加が歓迎されています。

プログラムに登録した開発者は、グループセッションやネットワーキングセッションなどに参加可能です。セッションのテーマはAppleのテクノロジーおよびAPIを最大限に活用する方法、ベンチャー事業で起業資金を調達する方法やApp Storeでのマーケティングなどが用意されます。

また、「App Store Foundations Program」を楽しみにしている日本の開発会社として、ファンタムスティックオインクゲームズのコメントが紹介されています。

ファンタムスティックの『算数忍者』アプリ。主人公の忍者と修行を積みながら足し算引き算を学習できるアプリ(画像はApple Newsroomページより引用)

オインクゲームズのアプリ『とらきちのトラキッチン』。コンベアで運ばれる寿司を注文通りに整えるあみだくじのようなパズルゲーム(画像はApple Newsroomページより引用)

プログラムへの参加が終了した後も、開発者は引き続きAppleのエキスパートと接触を持つことができ、卒業生ネットワークの一員としてコミュニティの恩恵も受けられるとしています。

詳細内容はApple Newsroomページをご確認ください。

Apple Newsroomページ

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